EXTRA REPORT 2022.09.23 故郷に錦、どころか・・・?

当日は早いので、ここは前日より出発・・・

M:「いやぁこちらもこんなに良い天気ですのに、明日は予報どおり雨なのでしょうか・・・」
新:「しらな〜い。さっさと準備しようね〜。」
M:「は、はいぃぃぃぃ」
M:「積み込み、終わりましたぁ・・・」
新:「あたしの超大判画、ちゃんと積んでるね。うん。開封楽しみだな〜」
M:「そうでございますな。あと、前回の雨天対応から考案しました追加装備も積載してございます。」
新:「おじさんの考えたことだからまぁーったく期待してないけど・・・無理に何でも積んでいないのは、ま、いいかな。」
M:「はぁ。道都の拠点に置いてあるモノもありますので・・・今回は会場が市内ですので、適宜積み替えることで積載に余裕を持たせることができるのでございますッ!」
新:「あ〜あ、あたしももうちょっとマシな使用人に積み替えたいな〜」
M:「ぐはぁッ!!」


そして翌朝・・・

新:「予報、あたったねー」
M:「なんということだ・・・故郷に錦、どころか・・・」
新:「故郷の空が泣いてるんだよ、おじさんの体たらくを訴えたくて。うん。」
M:「い、いや迎えてくれているのだ!私にはわかるッ!」
新:「まぁいいけど。さっさと行かないと遅れちゃうよ〜」

と、いうことで集合手順を勘違いして皆様にはご迷惑ご心配をおかけしましたが、何とか会場入り・・・


新:「あ〜あ、おじさん、やっちゃったねー。」
M:「うぅ、申し訳ございませんんんんん・・・」
新:「木曜に職場上司に半ば趣味バレしちゃったからって動揺しすぎだよぉ・・・ま、そうでなくてもおじさんの理解力じゃ案内を読み間違えても仕方がないけどねー」
M:「うぅぅぅぅぅぅ・・・い、一応副収入性も含め違法性が無いなら干渉はしないと言ってくれましたですぅ」
新:「週明けに行ったら席が無かったりして?」
M:「うぅぅぅぅそんなぁぁ」
新:「さぁ、周りは搬入すれば完了のラッピング車両ばかりだけど、ウチはマグネット貼らないとはじまらないよ〜」
M:「お、思いっきり雨なんですが・・・ッ!」
新:「当たらなければどうということはない!さぁキリキリ働くぅ」
M:「そ、そんなぁ・・・」
M:「うぅぅ、この通りレンズも曇るような状況、さらにはフロント部分が大きな水たまりになっていて、作業中に靴の中まで浸水しているんですがぁッ」
新:「はぁ〜いっ、例によってあたしは手伝わないよ〜。がんばえ〜。」
M:「うぅぅ、はいぃぃぃぃ・・・」
新:「あ。お姉ちゃんからメッセージきてるよー」
M:「え?鈴さんから?で、何と?」
新:
「”応援してますよ。精神的に。がんばえー”だって。」
M:「ぐはぁッ!!」

と、いうことで雨の中ディスプレイは完了したのでありました・・・。


こんな状況で弾幕屋台は狂気だと思うのですが、風がなければ巨大なリアハッチがかなり優秀な雨除けになるので大丈夫、と。いやまぁこんなコトをしているからコントロールボックスが突然煙を吐いて殉職したりするのだとは思うのですが。(笑)なのでこのコントロールボックスはふた月ほど前に新調されたものであり、今後皆さんから箱ステッカーを頂いたらまた貼っていこうと思います。
狂気と言えば等身大人形モデルのディスプレイもそうなのですが。今回は前回の経験から折りたたみフローリングを敷いてみました・・・が、後部ドアを開けていると雨が入るのでその対策にグラウンドシートを敷くとほぼ見えず。この辺も今後工夫が必要そうです。ワクワク。

M:「おっと、こんなコトもあろうかと!車内用の照明にLEDミラージュ・・・じゃなくてLEDテープを用意しておきましたッ!」
新:「あー、去年小樽のナイトミーティング用に用意していたけど予定が合わなくなってそのままになってたやつだねー。」
M:「うぅ、実はその通りでございますぅぅぅぅ」
新:「実に一年近くクルマに積みっぱなしだったよねーうんうん。」
M:「うぅぅぅ、と、とにかく今回晴れて役に立ちましたということでぇ」
新:「ま、こんな天気でも少しでもあたしが目立つようになるんだからいーよいーよ。って、弾幕屋台にお客さんだよー」
M:「おっと、では行ってきますぅ」
新:「はいはーい、あたしはこれ読んでるからー」

弾幕屋台は本日も家族で参加されている方のお子様方で盛況でございました・・・1番人気は二人でプレイできる怒首領蜂最大往生EXA。といいますか基本これしかプレイされておりません・・・このようにクラシックな弾幕シューティングを今時のお子様方が嬉々としてプレイすること自体が普通に驚きではあります。そしてフリープレイなのでゲームオーバーもものともせずどんどんコンティニューして最終ボスまで何度も撃破する様は圧巻でありました。思えば今時のお子様方にはゲームオーバーの概念は無く、試合終了まで何度でもリスポーンするという感覚が普通なのかも知れません。
そしてプレイを続ける中で感覚をつかむ方がいて、少しずつ弾幕をかわすようになってくるのを見るとついつい「ナイス!」と言ってしまいます。知らない大人が側で忖度無しに成長や成果を認めてくれる機会というのも今の子ども達には良いのかも知れません・・・昨今の教育問題とも重ね合わせ、本当に考えさせられます。

そして雨は止むことの無いままイベントは進行していき・・・いやなんか向こうの方ではアイドルステージなんかやってたらしいです。こんな雨でもものともせずにパフォーマンスを展開するなんてすごいパワーだなぁと感心させられます・・・。

新:「暗くなってきたねー」
M:「ええと、新依名さん・・・結局本日はその後ろの大判画の公開開封はできずじまいでございました・・・」
新:「いーよいーよ、結局雨は止まなかったし、弾幕屋台は盛況だったし。そしてあたしは雨にあたらなかったしねー。」
M:「そ、そうでございますか・・・」
新:「そう。いーのいーの。開封はいつでもできるし。さぁて、そろそろ撤収の時間だよー。搬入でご迷惑をおかけしたんだから、撤収くらいは時間どおりに、ね?」
M:「は、はいぃぃ、それはたしかに。」
新:「それじゃ、おじさんがんばえー。まだ雨降ってるしあたしは手伝わないよー。」
M:「は、はいぃぃぃぃぃ・・・」


と、いうことで無事に撤収は完了し、すっかり暗くなった中会場を後にしたのでございました・・・運営の皆様、痛車展示の皆様、そしてお越し下さいました皆様、本当にありがとうございました!!
そしてこの日できなかった超大判画の開封が、翌日より素晴らしい形で行われることになったこと、さらにはいつになく寛容だった新依名さんの笑顔の裏には恐るべき計画が隠されていたことを、この時の私は知る由も無かったのでございます・・・。


(おまけ?)翌日、4年ぶりの再会!

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