EXTRA REPORT 2019.09.22 ミッション・ブリーフィング

鈴:「ガイノイド・メインシステム ミッションモードを起動します。Mさん、次の作戦実行日が近づいてきました。」
M:「え?そうなんでございますか?」
鈴:「そうです。次の作戦地点は、名寄市です。」
M:「はぁ、で、どんな?」
鈴:「・・・Mさん、
とぼけないでください。このミッションを受諾したのはMさんですよ。」
M:「へ?いつ???」
鈴:「・・・これを。」

M:「あれ、これは?」
鈴:「前回、紋別での作戦中にMさんが直に受け取ったものです。行方不明とならないよう、
私が保管しておきました。」
M:「そ、そうでございましたか・・・と、言いますか、あの場にいたのは新依名さんでしたのに
よくご存じで・・・」
鈴:「私たち姉妹の間には
作戦用データリンクが常時確立しています。さらには残念なことに使用人の記憶や意識にもハッキングネットワークが確立してしまっています。」
M:「げ?マジですか?」
鈴:「
気にしないでください。それで、次の作戦はこのイベントへの参加です。」
M:「はぁ。自動車学校のイベントの中で行われる、元々旧車名車の展示イベントなようですが・・・」
鈴:「一応手書きで、
痛車コスプレとも追記されていますので、参加資格はあるものと解釈します。さらに、紋別でのイベント中に勧誘を受けこれを受け取った際、”このようなモデル人形込みのディスプレイでも大丈夫か”と質問しましたが問題ないとの回答・・・お忘れですか?」
M:「は、はぁ。覚えているような・・・」
鈴:「
確かにそういう趣旨の回答でした。そしてお世話になっている手描き痛車のゆめ〜てるさんから入電があり、参加されるとのことです。」
M:「おお、そうですか!それなら
非常に心強い。」
鈴:「まぁMさんは
一人では何もできませんからね。ギャラリーだって先人が芦別市及びカナディアンワールド公園と長年にわたり関係づくりをした上で開設してくれたところにただ合流したわけですし。」
M:「うぅ、し、仕方がないじゃない人形写真を始めたタイミングがぁ・・・」
鈴:「
例によってこのままではお話にならないのでとにかくブリーフィングを続けます。期日は2019年9月22日(日)。場所は名寄市自動車学校です。イベント開催時間は10:00から15:30、搬入開始は9:30との情報です。今回はMさんのスケジュールの都合で出発は当日朝。道のり約2時間ですので、日帰りが可能と判断されます。」
M:「そうなると、車泊装備が要らない分積んで行く荷物にもさらに余裕が出る、ということですな。」
鈴:「そうです。新たなる試みを行う
チャンスとなっています。」
M:「うむぅ、であれば鈴さんも出撃しませんか?そうなるとテーマは・・・”人形の不遇の次女展”とか!」
鈴:「
即時却下です。初めて行くイベント、しかも痛車受け入れが今年からと思われる不確定要素の多いところに出たくありません。」
M:「そ、そうですか、申し訳ございません・・・鈴さん慎重派なんですな。」
鈴:「当然です。論理的に余計なリスクは避けたいものです。で、今回も妹、新依名の出撃が妥当と考えます。テーマは”
カナダの世界の人形のアリス展2”」
M:「ぜ、前回と同じではありませんか・・・?」
鈴:「いえ、今回は場所が違います。開催地固定のギャラリーと違い、当方は”
勝手に乗り込んでいく人形写真展”ですので同じテーマで巡業をしても問題ないと思われます。同時に並ぶと思われる通常の痛車であれば、大がかりであれば大がかりであるだけ展示内容の変化は難しいと思われますが、当家にはそれなり、まぁMさんにしてはそれなり、の画像データが揃っていますので、少しずつ展示内容を変えていけば、このテーマであと10年は戦えます。」
M:「い、いくら何でもそれはどうかと・・・」
鈴:「使用人のレベルに合わせただけです。これだから文化的背景や思考プロセスを共有するのは嫌だと・・・」
M:「な、何か言いました?」
鈴:「いえ何も。この私が現実にはこの使用人の思考能力でドライブされているが故に能力の限界があまりに低く制限されていることは一切考えたくもありません。ちなみに、今回の作戦名は、
"
開催地は自動車学校!移動式人形写真展第二次大作戦(Operation Nayoro:Mobile doll photo gallery 2nd attack)”
です。
幸運を祈ります。」
M:「はぁ。是非祈って頂けましたら・・・実のところ今回やっぱり不安が・・・」
鈴:「そうですね。
自動車学校一般開放の一部という一般来場者たっぷりの場である上に、元々イベントが”道北クラシックカー2&4フェスティバル”であり、痛車の募集は今回からではないかというところに一般的な痛車と呼ぶことすら憚られる思い切り極北のテーマで乗り込もうというのですからそれはもう不安でしょうねぇ。」
M:「うぅ、煽らないでくださいよぉ」
鈴:「では、私はこれで。
重ねて幸運を祈ります。」
M:「ひぃぃ」

はい、今回は”第13回 道北クラシックカー2&4ミーティング”に、新たなる試みシリーズ第二弾のチャンスではないかということで、挑戦してみようという趣旨なのですが、思い切り不安ですよマジで。
当日は遙か南室蘭でも痛車イベントが行われるらしく、そちらに行かれる痛車さんも多いのではと思われます。本州からはるばる等身大人形と共にお越しになる方もいらっしゃるということで、ご挨拶に行くのも礼儀ではないかと思うのですが残念ながら前日夜までの所用でそうもいかず申し訳ない限り。そんな中、頼みの綱はこちらに参加を表明していらっしゃるゆめーてるさん。マネキンモデルによるほぼ等身大メーテルさんがいてくれれば心強いことこの上なし!た、頼みますよぉ!

今回、この際なので予告を掲載してしまいました。しかし当日の天気や主催側の受け入れや来場者の反応や会場の自動車学校にご迷惑がかからないか、この趣味で初めて怒ってもらえることになるのではないかなど不安だらけ。鬼と出るか蛇と出るか、はたまた予告ごと削除するような黒歴史となるか、全ては一天地六の賽の目次第。縺尋・サザッキィ、キケンに向かうが本能か。


飾装!強飾車両フリードスパイク第二形態


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