EXTRA REPORT 2008.08.02 今年も花火だ!
無事にキャンドルアートも完成して少々経った頃、突然断続的な爆発音が!
M:「び、ビーラーの」 直:「冗談はいいですから、早く撮ってくださいよっ!」 M:「はいはい、では・・・」 直:「・・・完全にタイミング外してますよ・・・」 |
M:「ここここここ、こ、これでどうだッ!」 直:「・・・ストロボが光ってないです・・・」 M:「ぐはぁッ!!」 |
直:「・・・とか失敗している間に、第一回花火は終わっちゃいましたねぇ・・・」 M:「ううっ」 直:「ホント、ダメですねぇ・・・」 M:「しくしく」 直:「タイミングは計れないとは言え、前半に一回、後半に一回あがるのはここ2年のパターンでわかっているんですから、そんなに慌てなくて済むようにできなかったんですか???」 M:「いやその、毎年忘れてて慌てるんだよなぁ・・・」 直:「ま、仕方がないですね。この画像だって、Mさんがライトを忘れてきたためにピンボケなんですから・・・」 M:「うううっ、そんなコトまで暴露しなくたって・・・」 直:「はいはい。それじゃ、後半の花火に備えて、ギャラリー近くの高台に移動しますよ。」 M:「はいぃぃぃいぃぃぃ」 |
そして我々は、例年の撮影場所、ギャラリー近くの見晴らしの良い場所へと移動した・・・。
直:「ホントに、今度こそちゃんと撮ってくださいよ?」 M:「ううっ、何とかなると思うんですが・・・」 直:「普段の撮影に比べたら、こんなチャンスの少ない撮影は、どう考えてもウデと場数が問われて実力が如実に出てしまうわけですから・・・」 M:「たたたた多分大丈夫・・・こ、こうやってストロボのテストもしてですなぁ・・・」 直:「はぁ不安・・・」 |
そして、キャンドルアートのラストを飾るセレモニーと、花火が始まった!
直:「・・・」 M:「ハハハ、読みが外れてずれていましたな・・・」 直:「ハハハ、ではありませんわッ!さっさと撮影アングルを修正なさいッ!!」 M:「は、はいぃぃぃぃぃ」 |
M:「・・・こんなもん???」 |
M:「こ、こんなもん・・・???」 直:「何だかと〜っても合成っぽいんですが・・・」 M:「た、確かに・・・ちゃんとその場で撮っているんですがねぇ・・・」 直:「ま、仕方がないですね。ある程度撮れたから、これでよし、ではないですか?」 |
直:「終わりましたね・・・キャンドルアート。」 M:「そうですな・・・天候が危ぶまれましたが、無事に開催されて本当に良かった・・・。」 直:「それじゃ、ギャラリーに戻りましょうか。」 |
今年は、お向かいさんのテナントが、市側とかけあってくれたおかげで、時計塔からギャラリーまでずっとキャンドルが灯されていました。
それにつられてギャラリーを見に来る方もいましたので、少しはアマチュア人形写真趣味の存在も知っていただけたのではと思います・・・。
直:「また来年も、あるといいですねキャンドルアート・・・」 M:「うむ・・・花火をバックに堂々と人形撮影ができる、ほぼ唯一の機会ですからな・・・」 直:「Mさんも、来年は、もう少しマシに撮れるように工夫してくださいよ?」 M:「は、はいぃぃぃぃぃぃ」 |
と、いうことで、今年のキャンドルアートも無事終了しました。
芦別市内では現在も様々な意見があるようですが、キャンドルアートと共に、カナディアンワールド公園の存続を願わずにはいられません。
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