・車両新旧交代!そして・・・


世界が新型ウィルスの脅威に晒される中、徒に時は過ぎ・・・
8年ほど活躍したフリードスパイクは、8月に参加したイベントを最後の活躍とし、交代の時を迎えることとなった・・・

遂にその日。洗車や清掃など、限られた時間でできるだけのことを行った。総走行距離145982q、様々な思い出と共に、逝け、フリードスパイク!

と、いうことで道都某所にて無事に新旧交代。
新車両はまさに正当後継機、フリードプラス。

前車両の色が良すぎたためとも言えるが、やはり車体色がイマイチ物足りない・・・しかもカタログで見て思ったよりブルーグレーだったという・・・実車を見て選べる状況ではなかったのだ、まぁそこは致し方ない。として。
M:「見せてもらおうか!8年をかけ進化した性能とやらをッ!

新:「はいはい、おじさんはなーんにも進化なんてしてないけどねー」
M:「
わぁ新依名さんいつの間にッ!」
新:「
鈍すぎるよおじさん、しかもアクセルワークがなってなーい」
M:「い、いえその、以前と変わらず燃費向上至上第一に心がけているのですが・・・」
新:「あっまいねー甘いよー。いいから
あたしに任せてよー」
M:「い、いえ、新依名さん運転免許持ってないしそれ以前に
足がペダルに届くのかという問題がいやそれれどころかチャイルドシートが必要なのではと心配に」
新:「そこのおじさん、
ゴチャゴチャうるさい」
M:「は、はいぃ」
新:「わかればよろしい心配ご無用。今車両から新機能、
エレメントドール・インターフェイスが搭載されてるんだから」
M:「そ、
そんな機能は引き渡し時に説明を受けてませんし第一どこにも・・・」
新:「あ、そこはあたしが生産ラインをハッキングしてゴニョゴニョしてぇ・・・」
M:「に、新依名さん
勝手にそんなことをッ!?」
新:「こまかいことはいーから、アクセルコントロール、もらうよっ
M:「え?え?」
新:「アダプティブ・クルーズコントロール起動っ法定速度遵守で巡航開始ぃ!」
M:「うをッ?」
M:「おおッ燃費がもりもりと向上していくッ!!しかも最近流行りの天下の道警による取り締まり不正がなければ官憲にも検挙されない速度をキープっ!!」
新:「んふふーすごいでしょ?」
M:「こ、こんなすごいことができるなら
ハンドルコントロールも担当して頂いて完全自動運転をですねぇ」
新:「おじさん
甘やかすとロクなことにならないからそこまではしないよー。」
M:「そ、そんなぁ・・・」
新:「あ、
全自動なら燃費向上のために1番ジャマな85sのお荷物イジェクトしてもいっかな。”GOOD LUCK”って」
M:「
ぐふッ!!い、いえそれはどこの戦闘妖精っ・・・え、遠慮しておきますぅ・・・」
新:「ま、車線逸脱は教えてあげるし高速道路上でなら少しハンドルサポートもしてあげなくもないよ、うん。」
M:「は、はぁ。それにしても、それほど上のグレードでもないのに8年でついてくる機能が増えたもんですなぁ・・・そういえば、新依名さんが
同乗してないとこの機能は使えないのでございますか?」
新:「その辺は
今流行りのリモートでもフツーにできるから、片手間にやっといてあげるよ、うん」
M:「そ、そうでございますか・・・」
M:「それにしても、新依名さん元々量産型サポートガイノイドとはいえこの車両の制御までできるとは・・・」
新:「そりゃそだよ。だって
あたしのだもん」
M:「
え?
新:「ちゃーんと
名前書いてある。」
M:「
ええ?
新:「クルマ駐めて
ナンバー見てよ」
M:「
えええ?

M:「2,1,7・・・に、い、な・・・?こ、これはッいつの間にッ?!」
新:「こっちも陸運局のシステムを
ゴニョゴニョしてぇ・・・」
M:「いや
なんてことをッ!」
新:「と、いうことでぇ、このクルマはあたしの。おじさんにはまぁ特別に使わせてあげるよ。うん。」
M:「い、いえ、この車両に関しては購入が
一年早まったばっかりに私が長年にわたって蓄えてきた貯金をはたいてですねぇ」
新:「あ、ディーラーさんのゴーストも
ちょっとだけハッキングして、ちょこっとだけ押しを強くしておいたんだったー。ま、おじさんのものはあたしのもの。あたしのものはあたしのもの。これまでだってずっとそうだったしぃ」
M:「
げ、げげげッ!!な、なんてことだ・・・し、しかし、資金には限りというものがあってですね」
新:「じゃぁさしあたって
外食費を削ろう。うん。スープカレー屋で一食2000円もかけてる場合じゃないよー」
M:「い、いやそれは
別の支援目的でしてぇ・・・」
新:「これからは遠征先でも
自炊よ自炊。お米を炊くのよー」
M:「い、いえその、サバイバルゲーム場にてカセットガスコンロで飯ごう炊さんをしたことはございますが・・・」
新:「ふふーん、
ローテクねぇ。あたしに任せてよっ」

新:「バッテリーシステム レディ車載炊飯システム起動、炊きあがりまでカウントスタートっ!
M:「な、なんとッそんな機能がッ!!」
新:「良い感じに炊いといてあげるから、あとはおじさん自分で用意してよ。」
M:「は、はいぃ」




新:「さぁ、炊けたよーどうぞーっ」
M:「
おおッこれはありがたいッ!遠征先でも普通に二合炊きできると、コンビニしか利用できずとも多少惣菜を買い足すくらいで済んでしまうッ!」
新:「さぁーそうやって
節約した分はもちろんあたしたちのために使うんだよー」
M:「
ぐはぁッ!!


まぁ、コンビニで食料調達をするにも米さえ炊ければパック惣菜が充実したセコマーランドでこの程度調達すれば十分よいわけで、スーパーで調達なら同程度の額でもさらに豪華になるわけです。窮地にあって生き残りに必死な外食産業の皆々様には大変申し訳ないのですが・・・。

M:「ごちそうさまでした!いやぁ新依名さんのおかげで良い食事がとれました。」
新:「どういたしまして。半分はおにぎりにしたから
もう一食分になるよー。」
M:「あ、ありがとうございますー!」

新:「いーよいーよ、あたしたちはその分以上におじさんから生命力資金力をたんまりいただいちゃうから。」
M:「
ぐふぉぅッ!!


M:「・・・結局今年は良い風景の中での撮影もイベント参加もないまま暮れていきそうですなぁ・・・」
新:「ま、仕方ないよ。時勢が時勢だし、この秋は天気と外せない遠征のタイミングも悪かったし・・・」
M:「うぅ、申し訳ございません・・・」
新:「ヒトと違ってあたしたちは来年もあんまり変わらないから、おじさんが動ける感じで活きててくれたらチャンスはあるよ、うん。」
M:「あ、ありがとうございますぅぅぅ・・・」

新:「と、いうことで、あたしたちのメンテナンスその他への投資は怠らないこと。いいね?」
M:「
は、はいぃぃぃぃぃぃ

と、いうことで、クルマの新旧交代からこの2020年秋にかろうじて撮れたネタでした。
遠征の途上で見事な景色や紅葉を目にしていたのに活用できなかったのが今でも悔やまれる限りでございます。

そう、途上にはこんな風景や、撮ってないだけで更に良い景色もあったのに・・・。
とはいえ、今回振り返ると少ない機会にデジタル一眼レフで撮った新依名さんがやたら優しげで良い表情だったのには救われる思いです。
車両の積載性能が更に高まり、車泊の利便性も向上したことが実感できたので、今後も屋外撮影のチャンスを窺っていきたいと思います。来年イベント参加のチャンスもあれば、天候対応など含め色々面白そうなことができると思うのですが、やはりマグネットを引き継いでの痛車としての活用は一工夫もふた工夫も必要そうな感じです。冬の間に考えないと・・・。

カタログ写真では車体色がアリス色だ!しめしめ・・・と思っていたのですが、何故にこうもブルーグレーなのだと。この辺は新依名さんは手を回してくれなかったようです。(笑)

と、いうことで、



次回予告

巡る、巡る、巡る。季節は巡り、また春がやってくる。
使用人の勤労所得を食い尽くす巨大なアレが、奈落の底でまた動き始めた。
昨日も、明日も、老後も、硝煙に閉ざされて見えない。
だからこそ、背景を飾る画を求めて。超限定版を求めて。え?

次回、既に毎年恒例の・・・

超大判画は10周年記念だけだと、誰が言った。え、マジ???


さて、今回も色々とネタを組み込んでいるわけですが・・・
サポートガイノイド搭載機とか首の後ろにコネクターがあってクルマと接続、制御するとか(元ネタはガイノイドではなくサイボーグでしたが)、自分の望む、日常系SF人形ファンタジー(笑)が展開できたような気がします。

実は今回の撮影、2回の遠征が含まれておりまして、いずれもアーケードゲーム”怒首領蜂最大往生 EXAレーベル”のロケテストを追ってのものでした。

諸々あって同じEXAシステムで稼働している”アカとブルー タイプレボリューション”の道内最終稼動を見届けることはできませんでしたが、こちらゲームセンターでのロケテストということで、支援の意味も込めて征かねばと思った次第でございます。どちらも新依名さんを同伴し、新車両での車泊に自炊と新たな試みもできたという成果を残すことができました。
ちなみにEXAシステムへの移植前、元々の怒首領蜂最大往生は2012年の作品だったようですが、私は一度も見たことはなく、このタイトルを知ったのはごくごく最近でした。そういえばその昔何故かサターン版の首領蜂を買って説明書冒頭の「いつもの通り、徹底的にやってもらいたい」に本気で大笑いしたことが思い出されます。当時は東亜プランのゲームだと思っていたワケですし。最大往生や大往生とどこかで遭遇していたとしても、3年前までの自分なら弾幕シューティングには決して手を出すことはなかったので、スマートフォン版の”アカとブルー”はまさに自分にとって非常に優れた弾幕シューティング入門であったと思います。挑戦と楽しみの幅を広げてくれたことに感謝!!
あ、ちなみに自分は常人ですのでかろうじて3面を越す程度ですよ。”アカとブルー タイプレボリューション”は結局通しで2面を越えられませんでしたし。いずれにしても、よくできた弾幕シューティングゲームは時間と回数を重ねて少しずつ進んでいく楽しみがある、ということを学ぶことができている気がします。

10年以上人形撮影をしてるんだ、エレメントドールだって撮るさ!え?いや、決してこれを目当てに行ったわけではないですよ!決して!!え?ゲーム中の画像がない?い、嫌だなぁ、だ、弾幕激しいステージ中に撮れるわけがないじゃないですかッ!(笑)

い、一応4面到達のネームエントリー画面を貼っておきます。スコアネームはもうかれこれ35年ほど変わらずWDS。昔々仲間内でD&Dをやっていた際に行きがかり上WHITE DRAGON SLAYERの称号が当たり(クラスはシーフでしたが、ホワイトドラゴン戦でたまたまヒットしたバックスタブが決め手に)、それ以来略称であるこれを使っています。点数的には稼ぎのシステムを知っていればある程度伸びるんだろうなぁとは思いますが。
個人的にはある程度キャラクターとして人形モデルを運用している関係上、親近感の湧く雰囲気ではあります。いや既に本編中で影響されてますが。(笑)当時知ってたらXBOX360版を買ってたかもなぁ・・・。


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