・2018年のギャラリー当番を振り返る(後編)

前回よりの続き。8月となり、季節はすっかり夏真っ盛りでございます・・・。






この日も日が高くなりすぎる前にと朝から撮影しておりました。何だか最初は気乗りのしないような表情でございましたが・・・



この様な表情を見せてくれました。と言いますか、画像では明らかに表情が変わって見えるのですから不思議なものです。
人形撮影とは言え、モデルがその気にならなければ良い画もない、のかもしれません。




で、朝からの撮影を終え、ギャラリー前花壇で一休みしたのでございます。



2018年は北海道とはいえ暑い日が割とあり、この日は夏らしい雲が流れているおかげで光が一定しなかったのでございます・・・。
それでもまぁ、夏の雰囲気はそれなりに出たかなぁ、と。



それにしても、アリスシルエット付き氷(風)タンブラーにこれほどうっとりした表情を見せる人形モデルというのもなかなかないでしょう。(笑)

そうそう、ギャラリー前にひと株だけ生き残っている”ド根性薔薇”が2018年も花を咲かせました。かつてここがテーマパークだった当時、この一帯は薔薇園だったのでしょう・・・。


そして季節は移り、10月に2018年シーズンの終わりを迎えたのでございます。


最終日の朝、新依名さんも、良い演技はしてくれつつも寂しさを隠せないご表情を見せておりました・・・。






新:「さよなら、2018年のカナディアンワールド公園!そしてDPHカナディアンワールド公園ギャラリー!」



M:「いやぁ、2018年も良い画像が多く撮れたでございますッ!これもひとえに私の13年の蓄積」
シパーンっ!

M:「ぐはッ!
直:「何を言っているのです?アナタの技量で撮ったわけではありませんわ。無能な使用人にわざわざ付き合ってくれたモデルのおかげであることを忘れるのではありません。」
M:「は、はぁ・・・」
M:「あれ?そ、そういえば、どなたかもうお一方いらっしゃったような・・・」

ズキューン
ドサリ

直:「ええいッお話の順番的にそれを思い出すのは早いのですわっ」
直:「それにしても、この展開にたどり着くまで一体何年かかっているのやら・・・ねぇ」
直:「・・・さて、この無能きわまりない使用人のせいで、長らくお待たせしてしまいましたわね・・・ついに出番ですよ。」


で、



次回予告

縺尋・サザッキィは今回も生き延びることができなかった。
使用人にとって安らぎは始末からリスポーンまでの合間であるならば、
ボタンを押さねばリスポーンしないとするならば、
ボタンを押さず可能な限りサボろう。

しかしそのとき、誰かが呼んだ。「Mさん」と。
優しくも懐かしい、あの印象が、呼称が、遙か刻の彼方から蘇る。
だが、それを発するのは、お嬢様が呼び出したのは、誰だ。

次回、2019年のミッション・ブリーフィング

いよいよ、キャスティング完了。




ちなみに、2010年に花を咲かせた”ド根性薔薇”と、当家の”御神体”との共演がこちらでございます・・・。

カナディアンワールド公園廃園後も、人知れず咲いてくれることを祈るばかりです。あ、次回登場はこの”御神体”ではありません。(笑)

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