・2018年のギャラリー当番を振り返る(前編)
ある日の御嬢様領域・・・
ちりんちり〜ん
M:「はいはいお呼びでしょうかお嬢様っ」
シパーンっ
M:「ぐはぁッ!」 直:「ええいッ何がお呼びでしょうかっ、ですわ。ドールフォト倶楽部北海道 芦別カナディアンワールド公園ギャラリー、最後のシーズンが目前というのに、昨年のまとめがまだではないのっ」 M:「そそそそそそそうでございましたッもももももも申し訳ございませんっっっっっ!」 |
直:「フン、大活躍してくれた新依名さんのアリス衣装ネタに関しては、新依名さんとワタクシで、全3回にわたってまとめておきましたわっ」 M:「そ、そうでございましたかッ!では私の役目はなさそうですな」 |
直:「・・・」 M:「いえ何でもございませんッ!それ以外の振り返りをまとめさせて頂きますですッ!」 |
直:「全く・・・いかに無能な使用人でも、その位はしてもらわないと困りますわ。」 M:「はいぃぃぃぃぃぃ」 |
記録は、昨年2018年5月4日から始まっております・・・。ちょうどギャラリー横の桜が開花しており、シーズン開始に相応しい撮影ができたのでございます・・・
新依名さんも、元気に走り回っておりました・・・
結局この撮影のほぼ全カットを掲載してしまいましたが、その価値はあるものと思います。
約一年経った今見返してみても、一介の量産型であるはずの等身大人形のヘッドが、何という豊かで良い表情を見せてくれたものかと。(ちなみにいつものように画像加工はトリミングだけで現像も修正もしておりません)
人形を撮るものとして、これ以上の幸せはないのかもしれません。
これで満足して完結してしまいそうなので、続きをいってみるとしましょう・・・。
7月。カナディアンワールド公園に通って当番をしていると、晴れの日もあれば運悪く風吹く日も雨の日もあります・・・
そこで、風がなく強すぎない雨の日にも屋外撮影をするための装備を思いついたのでございますッ!!
とりあえずこの日はテスト運用ということで、装備した姿にもぎこちなさがありますが、このような可能性もある、ということで。
この装備を試す機会は一度だけで、すぐに雨はあがりましたが、屋外撮影の小雨決行に道を開いたものと思います。
さて、雨天というと基本的に屋内でできる活動となりますが・・・天気が良くないと来館者もまずいないということで、素組み仮組み程度ならプラモデルも展開できてしまうのでございますッ!
さすがに来館者がある状況ではムリですが・・・もとより荒天でなくとも訪ねる者もないこともあるこのギャラリーでの活動を充実させる一手とも言えるでしょう。
ちなみに、この時は仮組みでこの状態になりました・・・その後半年以上後に全塗装で完成することになりますが、それはまた別の機会に・・・。
何にしても、このような同一キャラクターでの表情パーツ交換は等身大人形では基本的に不可能なことなので、その辺はさらにもう一段の技術革新が望まれます・・・なにやら表情変化の方面では開発が進みつつあるという話もあるようなのですが。はて。
で、長くなってきたので・・・
そうそう、プラモと言えばオフシーズンにこんなのを作っておりました・・・そしてウィッグ加工だけとはいえ”LP計画”も実行していたり・・・
この元ネタのキャラクターに関しては、放映当時14歳であった私は「クローンで量産という設定なら一人ほしい!」と思ったものです。それがこの様な形で結実するとは・・・30年以上、私はこんな幻影を追っていたのかもしれません。30年ちょい前の自分に教えてやりたい!とはいえ、衣装まではまぁ揃える予定はありません。ありませんよ。通常クオリティのコスプレ衣装では作り物感が増すだけでしょうし、何よりこのモデルのサイズを伝えてオーダーするなどという所行は恥ずかしくてとてもできないのでございます。
そうそう、5月のこの日はふみさんちの風さんがお越しになられました。この日の他にも、シーズン期間中、ふみさんには何度か足をお運び頂きました。この場を借りまして、改めて感謝を申し上げます。
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