・ある2017年夏の日のDPH芦別カナディアンワールド公園ギャラリー(前編)

ある2017年夏の日、縺尋・サザッキィは、突如として現れた謎の人物、或刻新依名を連れドールフォト倶楽部北海道 芦別カナディアンワールドギャラリーへ当番に赴いていた・・・
当団体は発足から11年。モデルとなる人形のサイズや出自による差別の解消を目指すことその精神及び大義とし、公共施設での運営に恥じない写真表現で伝統と格式を守ることを固く誓った漢たちの魂の輝きこそがこのギャラリーなのだ!
そしてこの当番は、仲間たちの厚い信頼を受けた者だけができる、そのギャラリーを守る漢の任務なのである・・・!

で、

M:「あー平和だなー」
新:「おじさーん、せっかく来たのに
撮影とかしなくていいのー?」
M:「まぁ本日は天気も良くないですから来館者もないだろうし、いるだけでいいのでマンガでも読んでのんびりしていればいいのですよッ!!お嬢様もいないことですし・・・」
新:「えー
M:「そう、
お嬢様はここにはいないッ!即ち私はどれだけ怠けようと残機を失う心配は無いッ!人類は長きに渡った極悪非道ガイノイドによる絶対支配から、遂に解放されたのだッガハハハハ
新:「えー
新:「はぁー、ダメだこりゃ通報しなきゃ。」


新:「・・・もしもし直子さん?かくかくしかじかでおじさんあんなコト言ってますけど・・・」
直:「そう。やっぱり。ではお仕置きが必要ね。とはいっても面倒だからここは新依名さんにお願いするわ。あなたの権限をちょっと拡大します。セキュリティ回線をハッキングして装備転送するから、そこの監視塔から受信して。」
新:「はぁい、直子さん」

新:「えっと・・・監視塔・・・は、あれ。塗布防電等通信障害、無し。受信モード、起動、っと。」
新:「プロトコル確立、受信開始。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

新:「嬢 着!





何となく盛り上がってきた?ような気がするので、この辺で




次回予告
平和なギャラリーを突如として見舞う異変!
縺尋・サザッキィの体たらくを通報した或刻新依名に何が起こったのか?!
そして最後に発した言葉、「嬢着」とは???

次回、ある2017年夏の日のDPH芦別カナディアンワールド公園ギャラリー(後編)

             生き延びろ。(無理)


はい。7月に撮影していたネタが、すっかり秋になった今頃登場です。(笑)
また長くなってきたので前後編に分けてしまいます・・・わ、話数の水増しじゃ無いですよ信じて下さいよぉ





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