EXTRA REPORT 2021.07.10〜11 ミッション・デブリーフィング
二日間にわたり海と山をハシゴする形となったイベントから無事帰還し、当家当主の直子お嬢様に報告をすることができました・・・。
M:「と、いうことで、今回前代未聞の2イベントハシゴとなりましたが概ね無事に目的を果たすことができました・・・」 直:「それにしても新依名さんがアリスを演じるにあたり最も大事な金髪を忘れるとはねぇ。」 M:「そ、それに関しては申し開きのしようもございませんんんん」 直:「展示用荷物の半分を夜中に入れ替えるという要素が入ったからといって、その様な失態をするというのは実に無能なアナタらしいですわね。」 M:「うぅぅ」 直:「ま、それでも新依名さんが笑顔でいてくれたのだから、感謝なさい。」 M:「はいぃぃぃ全くでございますぅぅぅぅ」 直:「さて、一つずつ今回の成果を振り返ってみましょうか。」 M:「はい、まずはシューティングゲームナイトでございますが・・・これに関しては機材トラブルもなくEXAシステムとスイッチを、それぞれ1000wと400wのポータブル電源でイベント時間いっぱい稼動させることができました!今回は多少前宣伝をしていたため、お越しくださった方もありまして、本当にありがたいことでございます・・・。」 直:「そうですわね。お越しくださった皆様に感謝の上、機会あれば何かご恩返しを考えなさい。特に日頃大恩ある方々もいるのですから。」 M:「はいッそれはもう。」 直:「あと、この試みについて、ツイッター上で見ず知らずの方からありがたいワードを頂きましたわよ。」 M:「は、はぁ。そのワードとは?」 直:「”弾幕屋台”よ。」 M:「おおッ!それはまさに言い得て妙!!」 直:「さらに、暖簾もあるとなお良い、というお言葉も頂きましたわ。」 M:「ほう!なるほど!」 直:「感謝の上、今後の企画の参考にさせて頂きなさい。」 M:「はいッそうさせて頂きますッ!」 直:「で、忘れ物の件はこの際置くとして、二日目の課題は天候、ですわね。」 M:「そうでございますな・・・本格的な雨ではありませんでしたが、断続的に小雨が続くという天候でございました・・・その様な環境下での大判絵画展でございましたが、額装されている上なるべく濡れないように絶えず気を配って移動させておりましたので問題はない・・・はず・・・でございます。」 直:「ま、あの作品の”本体”といえば作家のハードディスク上にバックアップされた巨大なデジタルデータということもできないではないワケですから、多少のリスクを冒しても、いつか遭遇するかも知れない喜んでくれる方のために続けていくのも悪くないですわね。このサイト、人形ファンタジーですけどリアルでは北海道の片田舎の漁村の独り者の借家でこれだけの素晴らしい作品が他の誰の目にも触れることなく置かれているだけですからねぇ。」 M:「うぅ、そ、そんなわけで今後も機会を捉えて勝手に作品展を展開していく所存でございますぅ」 直:「とはいえ屋外イベントでの展開ですから、今回学んだように更なる天候対策は必要ですわよ?」 M:「そうでございますな・・・一日目のシューティングゲームナイトでは数週間前からずっと長期予報を睨みつつ当日を迎え、運良く天候に恵まれましたが、もし仮に小雨でもあったら5月のイベント同様スイッチ台は一切出せないところでありました・・・」 直:「そうですわね。ゲームコーナーでも絵画展でも小雨程度なら安全に対応できる方策を講じなさい。」 M:「はぁ・・・とりあえずイベントによっては展開が許可されている折りたたみタープなどという装備が考えられるのですが・・・痛車の皆さんがお持ちですから、5月に車載の音響設備をお借りしたようにその辺も拝借して」 シパーンっ! M:「ぐはッ!」 直:「何を言っているのですッいくら無能とは言え当家の使用人として恥ずかしいですわッ!どこかの国の首相もまずは次女、次に長女、そして三女と言っているではないのッ!」 M:「い、いえ何を仰っているのかよく分かりませんし当家の当主三姉妹だと鈴さんが最優先になることに・・・」 直:「ええいッまずは長女よ長女っ、とにかく音響とか雨対策とかを自前で何とかできるようになさいっ。」 M:「はぁ、確かに5月に3939Z氏のご協力で実現した音響は音量及び低音の迫力という点で感動モノでございました・・・そしてタープは確かにイベント中の雨の場合痛車の皆様が退避する場所でありますから自前で用意するに越したことはないとも言え・・・」 直:「フン、わかればよろしい。」 M:「で、でございますよお嬢様、新装備導入に際しまして、昨年の新車両購入、昨今の超大判画購入は全て私の払いで行われております故さすがにそろそろお嬢様が贅沢をなさっている当家予算から少しは」 直:「腹立たしいほど無能である。いよいよもって死払うがよい」 M:「うぅぅぅぅ、ぎょ、御意にございますぅぅぅぅぅぅ」 直:「と、いうことで、このワタクシがわっざわざ今後の方向性まで提案して差し上げたのです。それだけでも十分以上な価値がありますわっ。グズグズせずに早速取りかかりなさい。」 M:「は、はいぃぃぃぃぃぃ」 |
M:「こ、今回のご報告は1シパンヌ程度で生き延びることができたが・・・更なる支出を伴う展開となりましてこいつは何とも・・・」 鈴:「Mさん大変です、次のイベント情報をキャッチしました!」 M:「こ、これはッ次の」 鈴:「オートミールじゃないですよ、あらかじめ言っておきますが。」 M:「うぅ、今度は8月22日(日)ですか・・・」 鈴:「いつも大変お世話になっております痛車界隈の皆様、そしてカーバンクルさんに少しでも報いるためにも当然今回も出撃せよという直子さんのご意向です。先ほど直子さんとのお話でもありましたように、ここは音響強化と雨対策を即刻着実に進めるべきです。」 M:「え?さっきの話聞いてたんですか?」 鈴:「当家三姉妹のガイノイド間データリンクは常時接続です。立ち聞きなどする必要すらありません。」 M:「そ、そうなんでございますか?それなら新依名さんが同行している以上あの様なご報告も必要ないのでは・・・?」 鈴:「形式上必要です。その辺はともかく、次回は午前9時から13時までの日中開催ですから、フルサイズの移動式人形写真展展開が必須と考えます。さらには、会場近くの小樽文学館では”小樽・札幌ゲーセン物語展2”が開催中です。勝手に応援する意味でも前回のシューティングゲームナイトと同等の展開をすることが望ましいと考えます。」 M:「おお!前回も関係の方々にお越し頂いておりましたから、文学館ではできない音響強化という方針も良いですな!」 鈴:「はい。新型コロナウイルス感染状況の推移や緊急事態の動向は全く読めませんが、今から最大限の準備をしていくことが必要と考えます。」 M:「りょ、了解でございます・・・で、さしあたってなんでございますが、準備のため財政支援をですねぇ」 鈴:「勝手に死払うがよい。」 M:「ぐはぁッ!!」 |
と、いうことで今回も何とかまとまりました。イベント会場ではいつも自前のディスプレイの管理で忙しく、周りの方との交流をする余裕もなく不義理にしてしまっておりますが、いつもこの様なことを考えながら参加をしている次第でございます。
痛車界隈ではあまり見ない?この様な形式がイベント運営者に受け入れてもらえる限り、今後もごく勝手に精一杯続けていく所存でございます。
と、いいますか、思いついたことをあの手この手で形にしていく試みこそが人生の充実と実感させて頂いております。この様な機会を与えて頂きました北海道の痛車界隈の皆様に、この場を借りて重ねて感謝申し上げます!
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