EXTRA REPORT 2021.05.16 ミッション・ブリーフィング
M:「あー、世の中は色々大変でございますが、人口密度の極端に低い北海道の果ては穏やかな春ですなぁ・・・」 鈴:「Mさん、イベント情報をキャッチしました!」 M:「な、何ですと?この時期に?」 鈴:「はい、小樽オールジャンルオートミーティングが開催とのことです。」 M:「なんと、オーツ麦を脱穀して加工、主に牛乳をかけていただくアレですかッ!」 鈴:「そうそう、ドライフルーツ入りのシリアルは朝食に良いですよね!って、それはオートミールです。今回はオールジャンルオートミーティングです。」 M:「うぅ、で、その小樽オートミールとは?」 鈴:「オールジャンルオートミーティングです。フライヤー作成はお世話になっています3939Z氏です。概要としては、小樽港の大型駐車場にジャンルを問わずクルマを持ち寄って楽しむ、というイベントのようです。」 M:「で、当家の出番はありそうなのでしょうかそのオートミールに」 鈴:「オールジャンルオートミーティングです。イベント名の通り、特に何の制限もなく痛車旧車名車普通車何でもいいのでルールを守って楽しむことが参加条件のようです。」 M:「むぅ、ならば当家が潜り込むチャンスはありそうですな。」 鈴:「はい、新車になって初めての”移動式人形写真展”を実施するチャンスです。」 M:「そういえばクルマが替わってからイベントがありませんでしたな・・・」 鈴:「前車の時は数年でクルマが替わるからとマグネット装飾もぼちぼちでしたが、今後はその言い訳は通用しませんよ?」 M:「うぅ、そうでございますな・・・」 鈴:「そして、前回までの移動式人形写真展のテーマは”カナダの世界の人形のアリス”でしたが、カナディアンワールドも当家は全く関わっていないとは言え、有志による運営再開が始まっていますのでもうそろそろテーマを変更すべきタイミングではと思います。」 M:「そう、そこなんですよ鈴さん。ややしばらく悩んでおりましたが、今回全く別の特別展を同時開催する方向で準備を進めておりましたッ!これだぁ!!」 鈴:「これは・・・今年の1月から3月まで小樽文学館で開催された札幌小樽ゲーセン物語のロゴのように見えますが、まさに丸パクリであり冒涜的ですらありますね。」 M:「うぅ、り、リスペクトとか言ってほしいでありますぅ・・・・とにかく、車体後部では移動式人形写真展とは全く別の展示を敢行することにより、写真展テーマ移行への時間稼ぎとする見事な計画なのですッ!」 鈴:「まぁいいですけど。各方面から怒ってもらえたらいいですね。」 M:「うぅ、現実には怒ってもらえるほども相手にされないという。」 鈴:「ま、Mさんの実力ではそんなものですね。それでもある程度は何とかなるように、準備だけはしてください。」 M:「は、はいぃぃぃぃぃぃ・・・」 鈴:「現状の予報ですと、当日現地は雨です。今回は屋外イベントですので、雨対策も重要となります。装飾マグネットはともかく貴重な精密電子機器まで稼動予定ですから、十分な体制をとる必要があります。」 M:「そうですな・・・その辺に関してはこれまで水面下で研究をしておりましたッ!」 鈴:「その辺は認めましょう。宝物レベルに貴重な当家の備品を持ち出すのです。確実な運用体制が必要です。」 M:「と、当家の備品って・・・?」 鈴:「使用人のモノは私たち雇用主のモノ、雇用主のモノは雇用主のモノ。当然のことです。」 M:「え?いや、えっと・・・?」 鈴:「異論は認めないと直子さんが仰っております。ちなみに今回の作戦名は”小樽オールジャンルオートミーティングへ潜入せよ!大作戦”です。今回も痛車を装ってうまく入り込めたら良いですね。幸運を祈ります。」 M:「祈りますってたまには鈴さんが来てくれても・・・」 鈴:「天気も良くないようですから私はやめておきます。雨具の使用実績もある新依名が適役です。」 新:「はいはーいあたしが行くよ〜」 M:「わぁ新依名さんッ!」 鈴:「雨予報の中、いつも以上に貴重な備品を運用だから、お願いね、に〜にゃ。」 新:「ヒトが見てる前でその呼び方はやめてよぉ〜お姉ちゃん。」 鈴:「あら、ごめんなさいね。」 新:「でもまぁ、まっかせて!今回もあたしがしっかり無能な使用人を監視するよ〜」 M:「うぅ」 鈴:「そうそう、今作戦に関して、このブリーフィング予告は事後、十分に期間をおいて掲載することが妥当と判断されます。」 M:「そ、そうですな・・・こんなご時世ですし、無事が確認されてから掲載することにしますぅ。Twitterでの予告も控えますぅ。」 鈴:「そうするのが良いでしょう。」 新:「そーときまったらさっさと準備準備っグズはきらいだよ〜」 M:「は、はいぃぃぃぃ・・・」 |
と、いうことで、屋外イベント、札幌市内ではないこと、見事なラッピング痛車や名車がメインになるだろうから、このテーマで会場の隅で目立たないようにしていれば人だかりができることもなく、消毒用アルコール等も完備すればある程度以上リスクは避けられるであろうと判断しました。そして結果的にはこの主旨を楽しんで頂ける方にもう少し届けば良かったと少々残念ではありましたが、事前予告はほぼせずに半ばシークレット出撃となりました。
・そして当日。準備開始ィ!
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